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駿台の授業はルーズリーフとノートどっちがいい?【元駿台生が解説】

2024年2月19日

こんにちは、マスケンです!

これから駿台の通期授業が始まるけど、板書はルーズリーフとノート、どっちで取る方がいいんだろう…?

このような疑問を解決していきます。

結論から述べると…

ルーズリーフでとった方がいいです!
ただ、講習ではノートも使いました!

マスケン
マスケン

駿台の授業はルーズリーフで板書をとった方がいいです。

とはいえ、夏期講習などでノートを使うときもありました。

その理由を解説していきます!

この記事で分かること

  • ルーズリーフのメリット、デメリット
  • ノートのメリット、デメリット
  • 2つの使い分けが大事な理由

ルーズリーフのメリット

理由は3つあります。

ルーズリーフのメリット

  1. 持ち運びしやすく、復習しやすい
  2. 追加で板書を書き足しやすい
  3. ほぼ板書をしない授業で便利

持ち運びしやすく、復習しやすい

駿台の授業は科目の中で様々な授業があります。

例えば、僕が通っていた「スーパー東大理系コース」において、英語

  • 英語構文S
  • 英文読解S
  • 英文法S
  • 和文英訳S
  • 英作文S
  • 共通テスト英語演習
  • 英語入試問題研究S

7つもありました。

それぞれの授業は全て講師が違います。
そのため板書も7種類ありました。

これらの授業が毎週あり、週末に復習する必要があります。

駿台の授業を復習することは必須です。

僕は通期授業のときにルーズリーフを使っていたのですが、その週の授業でとった板書の部分だけ、ルーズリーフを持っていけばよかったので、土日に一気に復習するのが楽でした。

授業をしっかり復習することによって、僕は現役時から偏差値が25もUPしました。

▼そのときに送っていたスケジュールはこちら。

参考記事

【駿台生】浪人生1日のスケジュール【現役から偏差値25UP】

続きを見る

追加で板書を書き足しやすい

駿台では、講師が授業の初めで、

「あ、前回の授業の補足なんだけど~」

と言って補足がはじまることもしばしばあります(よくありました)

もし、ノートを使っていた場合、ページが埋まってしまっていると、補足を飛んでいるページに書かなければなりません。

ただ、ルーズリーフだと新しいルーズリーフを1枚用意すれば、前回の授業のルーズリーフの後に加えておけば問題ありません。

思わぬ追加の板書にもルーズリーフは強いです。

ほぼ板書をしない授業で便利

ルーズリーフは特に講習の授業に役立ちます。

例えば、英語の講習(東大英語など)はあまり板書をしない傾向があります。
(もちろん講師によります)

仮にノートを作ったとしても、ほとんど書かずに講習が終わってしまうという事態が発生してしまいます。

ルーズリーフなら、どれだけ講師が板書しなくても、ノートが余ってしまう心配がありません!

ルーズリーフのデメリット

一方で、デメリットは1つだけ。

管理が難しい

管理が難しいことは、唯一かつ最大のデメリットです。

せっかく書いた板書も、管理できずになくしてしまっては水の泡です…

授業をもう一度受けることはできません。
なくしてしまったら友達から板書を見せてもらう必要があるでしょう。

授業をルーズリーフで受けると決めた以上ルーズリーフは命と同じです。

授業が終わって、帰ったらすぐにフォルダにいれるなど、なくさない工夫をすることが大切です。

余談:僕がなくしたルーズリーフ

僕は1年間ルーズリーフで板書をとっていたのですが、なくしたルーズリーフの枚数は「1枚」です。
(0枚と言いたかったのですが…)

科目ごとにフォルダを分け、授業の順番にルーズリーフを入れることを徹底していました。

その結果ほとんどルーズリーフをなくさずに済みました。

ノートのメリット

メリットは2つ。

  1. ノート1冊分の板書をとる講習があるとき便利
  2. 自分のことを分析するのに便利

ノート1冊分の板書をとる講習があるとき便利

先ほど、ルーズリーフのメリットで「講習の授業で役立つ」といいましたが、ノートの方がいい場面もあります。

例えば、数学や物理ではノートの方が良いかもしれません。

特に物理の小倉正舟先生の授業はノートの方がよいでしょう。
(駿台一板書が速いと言われている先生です)

小倉先生は50分の授業での板書がノートを4枚ほど埋める量になります。
(信じられないかもしれませんが…とにかく腕が疲れます)

16コマ(1コマ50分×4時間×4日)ではノート64枚分です。

B5のノート1冊は60枚なので、ちょうどいいことが分かるのではないのでしょうか?

駿台の講習会に参加する際には、お茶飲みWikiを用いてその先生の板書の傾向をしっかり把握してから、ノートにするかルーズリーフにするか決めるのが良いです。

自分のことを分析するのに便利

僕は授業や模試でミスをした箇所をまとめた、いわゆる「まとめノート」というものを作成していました。

このノートに,

「自分がミスをする傾向」
「自分がそのミスを何回してしまったか」

などを書き込んでいました。

そして、模試のときにそのノートを見返していました。

自分のことを分析するのには、ノートの方が使い勝手が良いなと感じました。

▼僕が作成していた「まとめノート」の作成方法についてはこちら。

参考記事

【まとめノート】ケアレスミスを減らす1つの対策【テスト】

続きを見る

ノートのデメリット

これも2つあります。

  1. 重くてかさばる
  2. 持っていくのを忘れやすい

重くてかさばる

ルーズリーフのメリットとノートのデメリットは紙一重です。

ノートは持ち運びが大変ゆえ、復習がしにくいです。

補足:授業毎にノートを作ると…

東大理系コースの場合、駿台の授業は

  • 英語 7種類
  • 数学 8種類
  • 国語 5種類
  • 物理 3種類
  • 化学 3種類
  • 地理 1種類

となっていました。

このそれぞれにノートを作成しようとすると、なんと27冊ものノートが必要になります。

それぞれのノートを週末に持っていくとなると、重くて復習どころではなくなります。

持っていくのを忘れやすい

ノートを授業ごとに作成した場合、そのノートを忘れると一巻の終わりです。

特にやってしまうのが「勘違いして別の授業のノートを持ってきてしまうこと」

忘れてしまうと授業の板書を別の授業のノートに書く必要があります。

ルーズリーフでは気にしなくてよいことを、ノートでは気にする必要があります。

使い分けが大事な理由

ルーズリーフ、ノートそれぞれのメリットとデメリットを踏まえて、使い分けるのが大事です。

参考として、僕はどのように使い分けたかというと…

僕の使い分け方

ルーズリーフを用いた場面

  • 通期授業(前期、後期共に)
  • 夏期講習、冬期講習(英語、国語)
  • 直前講習

ノートを用いた場面

  • 夏期講習、冬期講習(数学、物理、化学)
  • ミスをまとめるとき

それぞれの特性を理解した上で、どちらが適切か判断した結果このようにしました。

これを踏まえて、自分が「こっちの方がよいな」という方を選んでください。

迷ったらルーズリーフを使ってみることをおすすめします。というのも、

  1. ルーズリーフからノート→変更しやすい
  2. ノートからルーズリーフ→変更しにくい

からです。

ルーズリーフからノートにする場合は、

ルーズリーフを挟み込む or ノートにルーズリーフを貼る

ことにより移行が簡単にできます。

ただ、ノートからルーズリーフにする場合は、

ノートから1枚1枚切り取る or ノートをずっと保管する

しかありません。

ルーズリーフを使って困る授業はないので、まずはルーズリーフで板書をとってみましょう。

まとめ

ルーズリーフとノートの特性をそれぞれまとめます。

ルーズリーフとノートの特性

ルーズリーフのメリット

  1. 持ち運びしやすく、復習しやすい
  2. 追加で板書を書き足しやすい
  3. ほぼ板書をしない授業で便利

ルーズリーフのデメリット

  1. 管理が難しい

ノートのメリット

  1. ノート1冊分でちょうどいい講習がある
  2. 自分のことを分析するのに便利

ノートのデメリット

  1. 重くてかさばる
  2. 持っていくのを忘れやすい

これらの特性を踏まえた上で、自分に合う方を選びましょう!

通期授業に速めに慣れるのには必須ですよ!

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マスケン

20代の現役大学生ブロガーです。
【経歴】現役、浪人と東京大学不合格⇒慶應義塾大学理工学部入学、現在も在学中。
【資格】英検準1級/TOEIC835/簿記2級/FP2級など
資格取得と旅行が趣味です。
僕の人生が皆さまの役に立てれば幸いです。

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