ヨーロッパ

【大学生一人旅】1か月ヨーロッパ旅行してかかった費用を公開!

2023年10月11日

こんにちは、マスケンです!

僕は大学生の夏休み(2022年)に一人で、ヨーロッパへ1か月旅行しました!

一人でヨーロッパに行っていたことを友達に言うとまず、

「一人!?まじかすげぇ…」

と言われます。
そして次に、

「どれくらいお金かかった?」

と聞かれます。

そこで、学生やバックパッカー向けにかかった費用を公開したいと思います!

また、旅を振り返って、節約すべきだった場所、節約するポイントも説明していきたいと思います!

▼ヨーロッパ1か月旅行のまとめ記事はこちら。

参考記事

【大学生一人旅】1か月ヨーロッパ旅行総集編!

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この記事を書いた人

マスケン
(@mathkenblog)

  • 慶應義塾大学在学中
    (在学の傍らブログ活動中)
  • 様々な資格を短期間で取得
    (簿記2級を50時間、FP2級を40時間、TOEIC800点を1週間など)
  • 大学生で旅行回数10回以上
    (長期休暇中は必ずどこかへ旅行しています)

この記事を書いている僕はブログ歴11か月の大学生ブロガーです。大学受験で得た知識や、現在の大学生活、趣味の旅行について発信しつつ、日々自己研鑽しています。

ヨーロッパ周遊の概要

以下6か国を回りました!

  • イギリス ロンドン (8/12-8/16)
  • ベルギー ブリュッセル (8/17-8/19)
  • フランス パリ (8/19-8/25)
  • ドイツ ミュンヘン (8/25-8/30)
  • オーストリア ウィーン (8/30-9/3)
  • イタリア フィレンツェ (9/4-9/6)
  • イタリア ローマ (9/6-9/10)

なお、イギリス→ベルギー間は夜行バス、オーストリア→イタリアには夜行列車を使っています。

以下では、

1€ = ¥145, 1£ = ¥160 (2022年8月時)

で計算し、円に直すときは10の位を四捨五入します。

▼この旅行中に各国について思ったことについて書いた記事はこちら。

  1. イギリス

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2. ベルギー

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3. フランス

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4. ドイツ

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5. オーストリア

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6. イタリア

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航空券代 ¥144400

  • 行きの飛行機
    8/11 東京(成田空港)→香港(香港国際空港)
    8/11 香港(香港国際空港)→ロンドン(ヒースロー空港)
  • 帰りの飛行機
    9/10 イタリア(フィウミチーノ空港)→フランス(シャルルドゴール空港)
    9/11 フランス(シャルルドゴール空港)→東京(成田空港)

行きはキャセイパシフィック航空、帰りはエールフランス航空を利用しました!

航空券は2か月前に往復セットで取りました。

当然ですが航空券は買うのが早ければ早いほどお得になります。
もっと早く決めていたら安かったのかなぁとも思ったり…

なお、航空券予約には「ena(イーナがおすすめ!
24時間どこからでも、海外行きの格安航空券が予約できます。

e-na(公式サイト)

現地の交通費 ¥101600

ユーレイルパス&夜行バス ¥71000

まずはそれぞれの国の間を移動するのに利用したユーレイルパス(正式名称:ユーレイルグローバルパス)と夜行バスです!

詳細はこんな感じ。

  • ユーレイルパス(1か月のうち5日使用可):282€
  • ベルギー~フランス間予約料:27€
  • フランス~ドイツ間予約料:30€
  • ドイツ~オーストリア間予約料:0€
  • オーストリア~フィレンツェ間予約料:16€
  • フィレンツェ~ローマ間予約料:12€
  • イギリス~ベルギー間夜行バス:110.95£

ユーレイルパスについて、現地の治安を心配し1等車のパスにしたため少し高くなっています。

ただ1等車は良かったです!
民度が高かった気がします!

駅にあるラウンジが使えるのもポイントが高いです。
(そこのおやつをたくさんいただきました)

お金に余裕があるなら1等車に乗るべきだと思います!

イギリス~ベルギー間の移動はユーロスターが有名ですが、チケットを取るのが遅すぎて予約できなかったため夜行バスに乗りました(泣)

直前に予約したのでめちゃくちゃ高くなりました…

2か月ほど前に予約すると30£ほどで買えたので直前にバスを予約したのは失敗でしたね…

▼僕がヨーロッパ旅行で実際に使った鉄道について書いた記事はこちら。

関連記事

【大学生一人旅】1か月ヨーロッパを周遊したとき使った鉄道を公開!

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その他現地交通費 ¥30600

次は、現地で観光するのに必要だった交通費です!

  • イギリス 41.45+19=60.45£
  • ベルギー 5.2+15.4=20.6€
  • フランス 16.9+7.3=24.2€
  • ドイツ 9€
  • オーストリア 9.6+4.51=14.11€
  • イタリア(フィレンツェ) 18.4€
  • イタリア(ローマ) 52+6=58€

イギリス ¥9700

オイスターカードを購入し移動しました。

ロンドンでは地下鉄、バスそれぞれ1日の料金上限があります。

地下鉄に乗る日は地下鉄のみを使い、バスに乗る日はバスのみを使うようにして、料金上限を上手く活用した観光プランにしました。
その合計が左の41.45€です。

右の19€はオックスフォード観光した際の往復バスの運賃です。

ベルギー ¥3100

ブリュッセル市内中心部とホテル間を移動するための地下鉄代(5.2€)と、アントワープ観光した際の往復列車の料金(15.4€)です。

ブリュッセル内の観光地は徒歩のみで移動しました。
そこまで地下鉄を使う必要はなかったですね…

フランス ¥3500

パリでは基本徒歩です。
地下鉄で移動するほどの距離があるときにメトロ10回券(16.9€)を使いました。

ヴェルサイユ宮殿はパリ近郊から離れているので、ヴェルサイユ宮殿に行く時のみRER(高速郊外鉄道)を利用(7.3€)しました。

ドイツ ¥1300

全ての行程合わせて9€しかかかりませんでした!

というのも現地に行ってから知ったのですが、2022年の7月から9月の間、ドイツではたった9€でドイツ全国の乗り物が乗り放題になる、破格のチケットを販売していました。

この恩恵にあずかり、非常に安い交通費でドイツを観光することができました!

オーストリア ¥2000

ウィーンでの地下鉄4回分(9.6€)の他に、コインランドリーに行く際にLimeという電動キックボード(4.51€)を利用しました!

電動キックボード、めちゃくちゃ快適です。
ヨーロッパに行った際には是非一度乗ることをおすすめします!

イタリア ¥11000

フィレンツェでは、フィレンツェ~ピサ間の鉄道料金の18.4€のみです。
ピサ駅から斜塔までは徒歩、フィレンツェ中心部の観光ももちろん徒歩です(このような節約が重要です)。

ローマではローマパス(72時間券, 52€)を購入しました。
このパスは高いですが、コロッセオやフォロ・ロマーノといった観光地が2か所無料、それ以降は割引となります。
ただ、僕はローマパスであまり恩恵を受けられなかったため、24時間券(7€)を3枚買った方が良かったかな、という気がしました…

最後の6€はローマからフィウミチーノ空港までのバスです!

ホテル&ホステル代 ¥216200

次に宿泊費です!

イギリス、ベルギー、フランスではホテルを、ドイツ、オーストリア、イタリアではホステルを利用しました!

  • イギリス(4泊) ¥44200(朝食付き)
  • ベルギー(2泊) ¥19900
  • フランス(6泊) 333€
  • ドイツ(5泊) 180€
  • オーストリア(4泊) 130€
  • イタリア(フィレンツェ、2泊) 86.4€(朝食付き)
  • イタリア(ローマ、4泊) 158.5€
  • 空港(1泊) 160.8€

ホステルはホテルの半額ほどで宿泊できます!

ホステルは、地元の人が旅行の宿泊代を安くで済ませようとする際に使ったり、僕と同じようにヨーロッパを旅しているヨーロッパ外の人が使っていました。

寝床を4-10人で共有するので、友達もできますよ!

実際、僕はドイツのホステルで一緒の部屋になった中国の学生と仲良くなり、一緒に食事を食べたり、美術館を回ったりしました!

旅の前半は治安を心配してホテルに泊まっていましたが、最初からホステルに泊まっていればよかったなぁと後悔。

1泊5000円ほどで泊まれることを考えると、7-8万は節約できましたね…

なお、最後の空港での1泊は、イギリスから日本に帰る際にフランスで乗り継ぎをする必要があり、一夜を明かす必要があったため、その乗り継ぎの際に使用したホテルです。
綺麗だけど高かった…

食費&飲み物代 ¥115400

ほぼ外食したらこんなにかかるんですね…計算して今も驚いているΣ(゚Д゚)

イギリス ¥15100

イギリスではフィッシュアンドチップス(18.65€)は食べたいと思っていたので、そこだけ贅沢しました!

他はマックの安いバーガーを買って、ホテルに戻って食べてました。
今思えば体調悪くなりそうですね…

飲み物は最初にペットボトルを1本買った後は、無料で水を補給できる場所が駅内にあったため、そこで水を補給し飲み物代を浮かせました!

ベルギー ¥10000

2日しかいなかったのに10000円かかってます…

ベルギーでは本場のブリュッセルワッフル(9.8€)、リエージュワッフル(4€)、ムール貝(29.8€)をいただきました。

ワッフルとムール貝、まじで美味しかったです。

この旅行で一番の食事と一番のデザートを挙げるとしたらこの2つを挙げます。

食費は高かったですが後悔していません。

ベルギー言ったら絶対にワッフルとムール貝食べてきてください。飛びます。

フランス ¥22400

朝ごはんは近くのパン屋さんでバケットを買って食べたのですが、

フランスではバケットが非常に安いです。

皆さんが想像する、あのバケット1本が1€

おかげで朝ごはんは毎回1€未満で済みました。

高級な食事として、一回だけ本場のフランス料理とワイン(36.9€)を頂きました。案外安く済んだかな?

ドイツ ¥22000

ドイツではソーセージプレッツェル(7.0€)、そしてシュバイネブラーテン(21.8€)をいただきました。

シュバイネブラーテンは、豚すね肉のローストにグレイビーソースをかけた料理なのですが、お肉が柔らかく非常に美味しかったです。

朝の7.5€バイキングを毎回食べるんじゃなかった…と後悔。もう少し安く済ませるべきでしたね。

オーストリア ¥16500

美味しかったのはヴィーナーシュニッツェル(19.4€)。豚を揚げたものにポテトサラダが付いてくるのですが、この2つがマッチして美味しかった!

また、本場のザッハトルテコーヒー(17€)も頂き大満足!

「地元で有名な食事は料金度外視で本場のものをいただき、それ以外は安く済ませる」

というスタンスが身についていましたね。

イタリア ¥29400

イタリア料理は一通り堪能したかったので、食費は気にせず好きなものを頂きました!

マルゲリータ(11.4€)、カルボナーラティラミス(24€)、アマトリチャーナ(19€)、カーチョエペペ(6€)、ペンネアラビアータ(11€)、Tボーンステーキワイン(24€)と、イタリア料理を満足するまで堪能してきました!

もちろん高かったですが…

一生に一度の経験ということで割り切って奮発しました!

観光代 ¥41400

行って料金を払ったところはこんな感じ!

  • グリニッジ天文台(イギリス) 10£
  • ロンドン橋(イギリス) 8.6£
  • バッキンガム宮殿(イギリス) 25.45£(ガイドブックも購入)
  • ノートルダム大聖堂(ベルギー) 6€
  • ルーブル美術館(フランス) 17€
  • ヴェルサイユ宮殿(フランス) 28.5€
  • エッフェル塔(フランス) 13.4€
  • 凱旋門(フランス) 13€
  • オルセー美術館(フランス) 14€
  • レジデンツ(ドイツ) 11€
  • ノイシュバンシュタイン城(ドイツ) 17.5€
  • アルテ・ピナコテーク(ドイツ) 1€(日曜日のため安かった)
  • BMW博物館(ドイツ) 7€
  • シェーンブルン宮殿(オーストリア) 31€
  • 美術史美術館(オーストリア) 10€
  • ムジークフェライン(オーストリア) 15€
  • ウッフィッツイ美術館(イタリア) 0€(月に一度の無料日だったため)
  • ピサの斜塔(イタリア) 20€
  • アカデミア美術館(イタリア) 19.5€
  • コロッセオ、フォロロマーノ(イタリア) 0€(ローマパスで無料)
  • サンタンジェロ城(イタリア) 0€(ローマパスで無料)
  • カラカラ浴場(イタリア) 2€(ローマパスで割引)
  • バチカン美術館(イタリア) 12€(割引料金)

このほかにも多くの観光地に行きましたが、入場料は払わず外観だけ見た観光地も結構ありました。

一番良かったのはルーブル美術館

理系の僕が回ってて楽しかったので、文系で世界史選択した人が美術館を回るとさぞかし楽しいんだなぁ…と思いましたね。

ドイツのアルコ・ピナコテークとイタリアのウッフィッツイ美術館はたまたま割引になる日に行きました。この節約は大きかったですね~!

バチカン美術館がなぜ安くで入れたのかは忘れました、ゴメンナサイ…

ちなみに、観光地の予約はKKdayがおすすめです。
海外の観光地ツアーをオンラインで予約したり、クーポンを配信してくれます。
僕もKKdayのクーポンを何度か使いました!

KKday(公式サイト)

その他費用 ¥50900

  • 国際学生証 ¥1500
  • 海外旅行保険 ¥16000
  • スマホの海外用ギガ購入 ¥2500
  • トイレ代 4.5€
  • 洗濯代 3.5£+36.8€
  • お土産代 1.95£+122.02€
  • 無駄な出費 10£+32.7€

まず国際学生証について。1500円払って作ったものの、ほとんど見せる機会がなかったので作る必要がなかったのかな…と思います。

ユース料金で入場できる観光地は結構あるのですが、提示を求められずにユース料金にしてくれるところが結構ありました。
(僕が若者に見えたからかどうかは分かりませんが…)

次に保険。最低限の保険にしか入らず、格安保険会社を利用しました。こんなもんなのかな?

スマホのデータ通信に関してですが、僕は楽天モバイルだったので海外で使えるギガを購入し、スマホを使っていましたね。不便な点もなく、データ通信を全く心配しなくても良かったのは助かりました!

トイレですが、日本ではトイレが無料で使用できることにありがたみを感じましたね…
ホテルやホステルで済ませてから観光に行ったり、観光地のトイレを使用してから施設を出たりして節約していました。

洗濯は6回しました。洗剤は持ってきたのですが、洗濯→乾燥するだけで平均7€くらいかかるので高かったですね…

お土産はほぼすべての国で買いましたが、イタリアのスーパーで安いお菓子をたくさん買い、友達に配りました。
お土産の購入にスーパーはおすすめです!

最後、無駄な出費ですが…

  • 地下鉄での罰金(イギリス) 10£
  • 9€パスのことを忘れバスに乗車(ドイツ) 5.2€
  • 0.5€のトイレに1€硬貨を入れたらおつりが返ってこず(ドイツ) 0.5€
  • ムジークフェラインを二重予約(オーストリア) 15€
  • 電車を二重予約(イタリア) 12€

という内訳です。

電車や観光地のチケットは全て自分でとったのですが、どれもしっかりと調べたら防げるミスだと思いましたね…

総額 ¥673500

結構使いましたね…!

最初からホステルにしたら60万円くらいで済んでいましたね。

ただ後は、予約ミスを除けば結構頑張って安くしたんじゃないかなぁと思います。

2022年の夏は円安と物価高騰の影響で、ヨーロッパ全体的に物価が日本よりも高い印象がありました。

西ヨーロッパは物価が高いですが、一生に一度でいいので観光してみてください!

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僕はシンガポールとマレーシアへも旅行に行っています。

東南アジアはより物価が安く、びっくりしたことを覚えています…

▼東南アジアの旅行でかかった費用についての記事はこちら。

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マスケン

20代の現役大学生ブロガーです。
【経歴】現役、浪人と東京大学不合格⇒慶應義塾大学理工学部入学、現在も在学中。
【資格】英検準1級/TOEIC835/簿記2級/FP2級など
資格取得と旅行が趣味です。
僕の人生が皆さまの役に立てれば幸いです。

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