浪人生

【東大を例に解説】浪人生はA判定が当たり前?【大学受験】

2024年2月10日

こんにちは、マスケンです!

浪人生はA判定が当たり前って言うけど、本当にそうなのかな…?
案外勉強しなくてもいいんじゃね…?

このようなことを思っている浪人生もいるのではないのでしょうか?

結論からいうと、

「そんなことありません」

残酷な現実ですが、最初の模試からA判定をとている人の方が少なかったです。

なぜ、浪人生はA判定を当たり前のようにとれないのか。

浪人生の成績などを、僕の実体験ももとに説明していきますね。

この記事を書いた人

マスケン
(@mathkenblog)

  • 慶應義塾大学在学中
    (在学の傍らブログ活動中)
  • 様々な資格を短期間で取得
    (簿記2級を50時間、FP2級を40時間、TOEIC800点を1週間など)
  • 大学生で旅行回数10回以上
    (長期休暇中は必ずどこかへ旅行しています)

この記事を書いている僕はブログ歴11か月の大学生ブロガーです。大学受験で得た知識や、現在の大学生活、趣味の旅行について発信しつつ、日々自己研鑽しています。

浪人生の成績

参考:僕(東大志望)の判定の推移

まず参考までに僕が浪人していた時の模試の成績を。

第1志望は東大理Ⅰだったので、その判定も右につけておきます。

模試(日程)東大理Ⅰ判定
第1回駿台+atama共通テスト模試(5月)B
第1回駿台全国模試(5月)A
第2回駿台+atama共通テスト模試(7月)B
第1回東大オープン(7月)A
第1回東大実戦(8月)A
第1回駿台・ベネッセ共通テスト模試(9月)C
第2回駿台全国模試(9月)A
第2回駿台・ベネッセ記述模試(10月)A
第3回駿台・ベネッセ共通テスト模試(10月)C
第2回東大オープン(10月)B
第2回東大実戦(11月)A
駿台atama+プレ共通テスト(12月)B

総合成績は、私の駿台の東大クラスでは90人中6位でした。

これを見てどう思いますか…?

え、浪人生って結構A判定とれるもんじゃないの?

と思った浪人生の皆さん。

考えを改めてください。

浪人の模試の結果というものは、非常に残酷です。

半分ほどA判定だった僕が東大クラスの90人中6位だったんです。
僕より下の浪人生たちは、それよりももっと酷い判定をもらっているはずです。

この現実を見て「やばい」と思ってくれたでしょうか?

難関大学はどこも判定が悪くなりがち

今回の例が東大だから、

まぁ、東大だからそんな感じで、他の大学なら大丈夫っすよね!

と思う方もいらっしゃるでしょう。

「早慶くらいならまぁ大丈夫っしょ!」

と、私文の方で思った人もいるでしょう。

いえいえ。

早慶もいきなりA判定とれると思ったら大間違いです。

確かに東大よりはA判定をとりやすいかもしれませんが、予備校の早慶コースで早慶に受かっている人は超小数です。
(調べた限り10%だとか…)

これも残酷な現実です。

なぜ浪人生はA判定がとれないのか

ここから、なぜ、浪人生がA判定をとれないのか、その理由として大きなものが1つあります。

それは、浪人で志望校のレベルを上げるからです。

浪人生がA判定をとれない人の多くは、浪人してから志望校のレベルを上げた人です。

例えば、現役で東工大に落ちた人が、浪人するときに東大志望になるのはよくある話です。

1年ありゃ余裕っしょw

と浪人したての皆さんは思うわけですね。

しかし、志望校を高く設定することと、その志望校で良い判定をとれるかはまた別問題です。

参考:東大理ⅠでA判定をとれる人数

例として第2回駿台全国模試を挙げます。

東大理ⅠのA判定ラインは68でした。

理Ⅰが第1志望でA判定をとっている人数209
理Ⅰが第1志望である人数1976
全体で理ⅠのA判定をとっている人数290
全体で理Ⅰを志望している人数2823

この表を見ればわかる通り、理Ⅰを志望している人でA判定をとれる割合は約1割。

しかも現役生を入れて1割ですので、どれだけA判定をとることが大変なのか分かるでしょう。

努力しないと蹴落とされる

また、この成績は僕が1年間、努力に努力を重ねたうえでの結果です。

▼僕が浪人生のとき送っていたスケジュールについて書いた記事はこちら。

参考記事

【駿台生】浪人生1日のスケジュール【現役から偏差値25UP】

続きを見る

さらに、浪人生は現役生に抜かれます。

現役生と同じくらいの努力量では、浪人生は抜かれていきます。

現役生を超える努力をしなければ、成績は保てないのです。

A判定で第1志望に落ちることも…

参考:僕の結果

僕はかなりA判定をとれている方でしたが、結局東大理Ⅰは不合格でした。

僕が落ちてしまったのには様々な要因があります。

▼落ちた原因を分析した記事はこちら。

参考記事

【東大不合格】浪人時A判定連発の僕が東大に「落ちた」理由を解説

続きを見る

半分ほどしかA判定をとれていない状態では、不合格をもらったんです。

浪人生は、判定は悪い意味で全く当てになりません。

A判定でも気を抜くな

ということで、浪人生は、もしA判定をとれても絶対に気を抜かないでください。

安心していたら、あなたたちはいずれ現役生に抜かれます。

現役生に負けないくらいの努力が必要です。

まとめ

浪人生が気を付けるべきこととしては、

  • 浪人生はそもそもA判定をとることが難しい
  • 浪人生がA判定をとっても気を抜いてはいけない

これらの2つがよくわかったと思います。

浪人生は、現役で何か失敗したから浪人してしまったという事実を忘れないでください。

後悔の浪人生活を!

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マスケン

20代の現役大学生ブロガーです。
【経歴】現役、浪人と東京大学不合格⇒慶應義塾大学理工学部入学、現在も在学中。
【資格】英検準1級/TOEIC835/簿記2級/FP2級など
資格取得と旅行が趣味です。
僕の人生が皆さまの役に立てれば幸いです。

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