【A判から東大不合格】浪人の模試の判定は当てにならない！？

こんにちは、マスケンです！

このような疑問を解決していきます。

結論としては、

残念ながら、浪人生は良い判定(A判定など)は当てになりません。

一方で、悪い判定は信憑性が高いです。

この記事ではこれらの理由を解説していきますね！

この記事を書いた人

この記事を書いている僕はブログ歴11か月の大学生ブロガーです。大学受験で得た知識や、現在の大学生活、趣味の旅行について発信しつつ、日々自己研鑽しています。

前提：浪人生は良い判定をとれる？

そもそも、浪人生は良い判定がとれるのか、ということですが、結論としては「そうでもありません」

▼浪人生がA判定を普通にとるのかを解説した記事はこちら。

【東大を例に解説】浪人生はA判定が当たり前？【大学受験】

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浪人生の判定が良いほど当てにならない理由

浪人生の判定が良いほど当てにならない理由は3つあります。

• 浪人生は高校範囲が全て終わっているから
• 現役生の勉強量が少ないから
• 直前期に現役生が伸びるから

それぞれ解説していきますね！

浪人生は高校範囲が終わっている

まず、浪人生は全ての範囲を一度は学習しているからです。

高3生、特に公立の生徒は未習の範囲があるまま模試を迎えることが多いです。

そのため、現役生は模試で解けない範囲が出題されてしまうことがあるのです。
（数学なら数Ⅲ、物理だったら電磁気学など）

しかし、入試までには現役生もその範囲を学習し、点がとれるようになります。
（これが現役生の伸びが大きい原因でもあります）

現役生の勉強量が少ない

そして、現役生の勉強量が少ないのも理由の一つです。

特に顕著なのが春や夏の模試です。

高3生がまだ部活に打ち込んでいる人もいるなかでの模試です。
浪人生の判定が良く出るのは当然だということが分かるでしょう。

秋や冬の模試も、現役生は勉強するといえ、浪人生の勉強時間とは雲泥の差があります。

そのため、秋や冬の模試でも浪人生の判定は良く出ます。
（勘違いしやすいですが、模試ではいつでも浪人生の方が有利です）

現役生は直前期に伸びる

さらに、現役生が直前期に伸びるのもあります。

最後の模試は12月頃にありますが、そこから入試本番までは約2か月くらいあります。

この2か月間で現役生は追い上げてきます。

ここで浪人生はどんどん抜かされていきます。

参考：僕（東大志望）の体験談

実際にA判定をとっても落ちた

僕は東大の理Ⅰ志望でした。浪人時の結果です。

模試(日程)	判定
第1回駿台+atama共通テスト模試(5月)	B
第1回駿台全国模試(5月)	A
第2回駿台+atama共通テスト模試(7月)	B
第1回東大オープン(7月)	A
第1回東大実戦(8月)	A
第1回駿台・ベネッセ共通テスト模試(9月)	C
第2回駿台全国模試(9月)	A
第2回駿台・ベネッセ記述模試(10月)	A
第3回駿台・ベネッセ共通テスト模試(10月)	C
第2回東大オープン(10月)	B
第2回東大実戦(11月)	A
駿台atama+プレ共通テスト(12月)	B

東大理Ⅰは半分ほどA判定、他はB、C判定をとれていましたが、結果的には「不合格」でした。

これは現役生が直前期に伸ばし、抜かれたからだと考えています。

これほど、模試の判定は当てにならないということが分かっていただけたでしょうか？

▼僕がA判定を連発したのに関わらず、不合格になった原因を書いた記事はこちら。

【東大不合格】浪人時A判定連発の僕が東大に「落ちた」理由を解説

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まとめ

浪人生の判定は良いほどあてになりません。

その理由としては、

• 浪人生は高校範囲が全て終わっているから
• 現役生の勉強量が少ないから
• 直前期に現役生が伸びるから

これらの理由があることを解説しました。

A判定やB判定の皆さん、慢心しないでください。

C判定の皆さん、「やばい」と危機感を持ちましょう。

D判定、E判定のみなさん、死に物狂いで勉強しましょう。

「現役生は思っている以上に追い上げてくる」ことを忘れないでください。

ただ、これでも僕は東大にA判定をとり続けられていたのは、浪人のときにしっかりと努力したからです。

▼僕がA判定を連発していたときの浪人のスケジュールはこちら。

【駿台生】浪人生1日のスケジュール【現役から偏差値25UP】

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