浪人生

【失敗しない】浪人生の夏休みの計画の立て方【元浪人生が解説】

2024年6月16日

こんにちは、マスケンです!

浪人生です。夏休みの計画の立て方がピンときません。どのように計画を立てればいいでしょうか?

こんな疑問を解決します。

夏休みの計画の立て方はおおまかに、

  1. 夏休みやりたいことを決める
  2. それぞれにかかる時間を計算する
  3. 1日あたりどのくらい自習すればいいのか計算する
  4. あとはとにかく自習する

という4ステップで立てましょう!

このうち、太字で強調した「時間を計算する」ところがおざなりになっている浪人生が多く、

やばい…夏休みやりたいことが半分しか終わらなかった…

といった浪人生が続出してしまいます。

これを防ぐために、具体的な夏休みの計画の立て方を紹介していきますね。

マスケン
マスケン

僕は「1日何時間勉強する設定か」をしっかり計算したので、後悔することなく夏休みを過ごせました!

この記事を書いた人

マスケン
(@mathkenblog)

  • 慶應義塾大学在学中
    (3年生、在学の傍らブログ活動中)
  • 様々な資格を短期間で取得
    (簿記2級を50時間、FP2級を40時間、TOEIC800点を1週間など)
  • 回った国は10か国以上
    (毎年必ず海外へ行ってます)

この記事を書いている僕はブログ歴9か月の大学生ブロガーです。大学受験で得た知識や、現在の大学生活、趣味の旅行について発信しつつ、日々自己研鑽しています。

Step1: 夏休みやりたいことを書きだす

まずは、夏休みにやりたいことを書きだしてみましょう。

考えられるものとしては…

自習すべきこと

  • 前期テキストの復習(予備校生)
  • 苦手科目の補強
  • 夏期講習教材の予習、復習
  • 夏休み期間の模試の復習
  • etc...

など、上げたらキリがないかもしれませんが、とにかくやりたいことを書きだしてみてください。

黄色マーカーは絶対にやるべきこと、太字は忘れがちなことです。

Step2: かかる合計時間を計算する

各教材についてかかる時間を計算する

やりたいことを書き終えたら、それぞれのテキストにかかる時間を計算しましょう。

この計算をしないと夏休みの計画が崩壊します。

例えば、駿台の数学のテキストだったら、数学のセクションは7つあって、それぞれ22問ずつ問題があったので…

  • 数学XS §1 0.5 × 20 = 10h
  • 数学ZS §3 0.5 × 20 = 10h
  • 数学研究S 1 × 8 = 8h
  • 合計 10 × 7 + 8 = 78h

このように、「数学の前期教材の復習は78時間かかる」という計算をしました。

他の科目についても同様に、全ての教材についてこのような計算をします。

補足:余裕をもった時間にしましょう

「これだけの時間をかければ絶対に終わる」という時間で計算しましょう。

余裕を持った時間設定ではないと、しっかりと内容が身につかないまま教材を終えてしまうことになります。

あくまでも、「教材の内容を全て頭に叩き込む」ために自習をしているので、余裕を持った時間設定は必須です。

計算した時間を全て足す

それぞれの教材について出てきた時間を全て足しましょう。

その時間が「300時間~500時間」くらいがいいでしょう。

Step3: 1日あたりどれくらい時間がかかるか計算する

何日自習できるかを計算する

まず、夏休みが何日あるか確認して、そのうち何日くらい勉強できるのか計算しましょう。

夏休みは駿台や河合塾ならおよそ50日くらいあるはずです。
(前期授業から後期授業の間)

そのうち、夏休み期間中の模試(東大・京大模試)がある日予定(友人との約束など)がある日は除きましょう。

夏期講習がある日は半日換算にしておきましょう。

これでおおよそ30~35日ほどになるのではないでしょうか?

1日あたり何時間勉強する予定か確認する

では、Step2で計算した総勉強時間を、Step3で計算した勉強できる日数で割りましょう。

このとき、1日10~14時間くらいなら、理想的ですね。

勉強時間は余裕を持たせているなら、1日10~12時間程度なら終わる確率が高いです。

補足:10時間より少ない、あるいは12時間より多い場合

・10時間より少ない場合

もっと勉強できます。

やりたいことをもっと増やして、勉強する絶対量を増やしましょう

・12時間より多い場合。

やりたいことを詰めすぎです。

講習をいくつか消すか、やりたいことを少し削る必要があります。

どこかで妥協する必要があります。

マスケン
マスケン

浪人生に必要なのは「自習の時間」ということが分かったのではないでしょうか?

▼浪人生の自習の必要性を説いた記事はこちら。

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Step4: あとはひたすら自習する

あとは夏休みの間、毎日、勉強しましょう。

なお、立てた計画は計画的に見直しましょう。

「今までに勉強した時間」「残り勉強すべき時間」を計算して、

「この計画で本当に終わるか」
を見直してください。

参考:僕の場合

僕が夏休み期間中に立てた計画です!
(東大理系コースの場合です)

✓駿台前期テキスト復習

  • 英語…38h
  • 数学…78h
  • 国語…33h
  • 物理…35h
  • 化学…23h

✓駿台夏期テキスト予習、復習

  • 東大英語リスニング…予習:なし、復習:12h
  • 東大古文…予習:5h、復習:12h
  • 東大化学…予習:14h、復習:28h
  • 物理特講…予習:14h、復習:32h

✓現役時の模試の復習

  • 東大オープン、東大実戦…86h

✓東大模試対策用の模試の過去問…21h

✓その他

  • 鉄壁…15h
  • 入試数学の掌握…40h
  • 漢字…8h

合計…494h

夏休みの日数…49日
東大模試…4日
夏期講習…4コマ(実質7日潰れた)
余裕をもって1日空けると…

夏休みの勉強できる日数…37日

1日あたりの勉強時間…13.3h

他にもやりたいことは多くありました(古文単語やキムタツリスニングなど)が、1日あたりの勉強時間を加味してこれ以上増やしませんでした。

結果、2日ほどの余裕を残して全て終わりました。

なお、各教材の勉強時間については余裕を持っていたので、実際は1日平均11時間くらい勉強していたと思います。

まとめ

浪人生の夏休みの計画の立て方は4ステップでした。

浪人生の夏休みの計画の立て方

  1. 夏休みにやりたいことを書きだす
  2. それらがどれくらいで終わるか、時間を大体でいいので計算する
  3. 時間を合計し、1日どれくらい自習すればいいのか計算する
  4. 現実味があるなら、あとは自習スタート!

この4ステップを踏まえて、夏休みに「やり切った!」と思えるようにしましょう!

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マスケン

20代の現役大学生ブロガーです。
【経歴】現役、浪人と東京大学不合格⇒慶應義塾大学理工学部入学、現在も在学中。
【資格】英検準1級/TOEIC835/簿記2級/FP2級など
資格取得と旅行が趣味です。
僕の人生が皆さまの役に立てれば幸いです。

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