数検

【数検1級】大学生が完全独学で挑んだときの体験談【3回目】

2024年11月25日

こんにちは、マスケンです!

今回は、僕が数検1級を受験したとき(3回目)に感じたことをまとめていきます。

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この記事を書いた人

マスケン
(@mathkenblog)

  • 慶應義塾大学在学中
    (在学の傍らブログ活動中)
  • 様々な資格を短期間で取得
    (簿記2級を50時間、FP2級を30時間、TOEIC800点を1週間など)
  • 大学生で旅行回数10回以上
    (長期休暇中は必ずどこかへ旅行しています)

この記事を書いている僕はブログ歴1年の大学生ブロガーです。大学受験で得た知識や、現在の大学生活、趣味の旅行について発信しつつ、日々自己研鑽しています。

過去2回受験したときの結果

1回目の結果は「1次合格」

第423回検定(2024年4月14日)を受験していました。

1次7点中6点合格!
2次4点中2.2点不合格…

1次は7点中5.0点以上
2次は4点中2.5点以上
で合格です。

2次の合格点まであと0.3点…

1次合格という悔しい結果となってしまいました。

2回目の結果は「不合格」

第427回検定(2024年7月21日)を受験していました。

1次スミスミ
2次4点中1.2点不合格…

前回より下がっているという結果に…

次は合格することを誓いました。

当時の反省点

僕は2週間前からなどという非常に遅いスタートを切っていますが、本来はもっと早く始めるべきです

と2回とも反省しています。

次は絶対に合格すると挑みましたが、準備はどうなったのでしょうか。

リベンジしたときの勉強

スケジュール:1か月前からコツコツ

流石に合格しないといけない!

と危機感を持って受験したため、今回は早めに勉強できました。

大まかなスケジュールとして、

  • 1か月前~1週間前:行列統計の基礎、大まかな範囲を勉強
  • 1週間前~当日:実戦形式で勉強

このように、基礎を固めて問題が解けるように意識していました。

特に、行列は2回連続で0点だったため、基礎を固めるのを徹底しています。

行列、微積分、統計を重点的に。

  • 行列分野、微積を確実に解き切れるようにする
  • 統計がどんな問題が出てもとれるようにする

前回に引き続きこの3分野を固めました。

勉強時間の90%をこの3分野に使いましたね。

  • 行列、微積、統計は満点
  • 残り1問を半分とる

これを狙いに勉強していました。
(前回より目標を高めています)

ちなみに、使った参考書としては以下の通りです!

・「出題パターン徹底研究」(数検の問題に慣れる、1か月前からコツコツ)

・「統計的データ解析の基本」(統計分野、コツコツ)

・数学検定1級準拠テキスト 線形代数(行列、コツコツ)

・「完全解説問題集」(過去問、1週間前から)

勉強時間

  • 1か月前~1週間前:1日平均2時間
  • 1週間前~当日:1日平均4時間

大体70時間程度ですかね。

受験した感想

第431回検定(2024年10月27日)を受験してきました。

2次

考えていたこと

前回と変わらず、透かし見ができました!

透かし見の段階で2(1)が知っている問題(積分)だったので頭の中で解きました。
ただ(2)が分からなさそうだったので一旦放置。

さて、試験がスタートして、まずは選択問題を確認。

3番の図形に関する問題はなんか解けそう…と思いましたね。
結局僕はこの3番を解きました。
論理はあやふやですが、答えだけは書きました。

4番の統計問題はz変換に関する問題。
やり方を知っていて解くことを決めました。
完答できました。

必答問題については、

6番の行列は計算。
(1)、(2)は分かりそうでしたが、(3)が分からなさそう。
最初は1度(3)をスルーしましたが、その後何とか完答できました。

7番の微積は微分方程式。
こちらは(1)、(2)共に分かりそう!
完答できました。

時間の使いかた

2(1)を解く(5分)
4(統計)を解き完答。(30分)
6(1)(2)を解く。(45分)
7(微積)を解き完答。(75分)
6(行列)に戻り、(3)を耐え抜いた末分かり完答。(95分)
2の(2)がどうにも分からず、3は(1)(2)どちらも方針だけ分かったため、ここで3を書くことを決意。
3の(1)(2)を書き論理は弱いが一応答えを書く。(115分)
最後は見直しに費やし終了。(120分)

大きなミスをしていなければ何とか…といった感じでしたね。
2ではなく3を解いたことが吉と出るか凶と出るか。

受験結果

詳細な結果が返ってきました。

1次スミスミ
2次4点中2.7点合格!

合格していました!
パチパチ…

3回目にしてリベンジ成功です!

点数内訳をみると…

3番の図形は0.2点。
数検は答えが合っていても論証ができていなけれは点はくれなさそうです。

4番の統計が0.5点。
(2)で最初から値を間違えた状態で計算をしてしまいました。
そのため(1)のみ得点で、0.5点です。

6番の行列、7番の微積は共に1点!
勉強の成果が表れてよかったです!

まとめ

僕は3回目の受験でようやく合格することができました!

やはり「1級」を保持できるのは嬉しいですね…

もちろん、数学の勉強がこれで終了したわけではありません。
大学での勉強、バイトなど、今後も数学に触れていきたいと思っています。

この記事が、今後数検1級を受験しようと思っている人の参考になれば幸いです。

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マスケン

20代の現役大学生ブロガーです。
【経歴】現役、浪人と東京大学不合格⇒慶應義塾大学理工学部入学、現在も在学中。
【資格】英検準1級/TOEIC835/簿記2級/FP2級など
資格取得と旅行が趣味です。
僕の人生が皆さまの役に立てれば幸いです。

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